こんにちは。アトピー患者のさいどです。
今回は、去年の秋頃から爆発したぼくのアトピーを鎮めるためにぼくがやったことをご紹介します。
どれもお金のかかるものではなく、気軽にできるものばかりなので、ものは試しで是非試してみてください。
目次
生活習慣
趣味に没頭しよう
アトピーに時間を持ってかれるのはなんだか悔しいじゃないですか。皮膚をめちゃくちゃにされてその上一日中アトピーのことばっかり考えているなんてもったいないです。
ぼくだったら
コーヒーや、それに付随して喫茶店巡りが一人でもできる趣味ですね
読書も全部忘れて没頭できるのでオススメです。
他にも、散歩や旅行、写真、ゲームなどいくらでも楽しめることはあります。
ぜひ、生きがいになるような素敵な趣味をいい機会だと思って見つけてください。
早く寝る
マジで大事です。睡眠時間はしっかり確保してください。成長ホルモンが出るので皮膚の修復には必要不可欠です。
痒くてねれない時は、ムヒを塗ってスースーでごまかしてました。
あんまり効果無かったですけどね。
毎日風呂に入る
体をあっためるのはなによりも大切です。
長い時間入りすぎると、痒くなってしまうので10分だけでもいいと思います。
とにかく、体を温めて代謝を上げて、皮膚の再生のサイクルをはやめましょう。
湿疹は隠そう
周りの目が気になるくらいならとおもって、多少不自然でも湿疹はできるだけ隠しています。
夏でも、ひどい時はマスクをして、指には絆創膏をぐるぐる巻いて、なるべく目立たないようにしていました。
冬は違和感なくマスクをつけられるので、最近は乾燥対策も兼ねて毎日つけています。
また、アトピーだからこそ清潔な格好をしましょう。
粉が服にもついて汚くみられがちです。残念ですが、世の中は汚い人を好意的に受け入れてくれるほど寛大ではないです。
できるなら、朝家を出る前に格好をチェックしてから出ると、1日多少は安心して過ごせます。
まあ、ぼくは本当にひどい時は赤い顔を鏡で見ると鬱っぽくなるので格好なんか気にできる状態では無かったです。
爪は週に2回切る
授業中に爪に挟まった垢をシャーペンでほじくるのは地味に楽しかったのですが、今思うと衛生的にもよろしくないですし、見た目もいいもんじゃないですよね。
かくのはもう正直どうしようもないので、かいても皮膚へのダメージが少しでも減るようにこまめに切って、爪の攻撃力を下げておきましょう
食事
朝は抜く
アトピーは胃腸の病気だそうです。
食べ物を消化するには胃腸に大きな負担がかかるので、十分に胃腸を休めるのが大切です。
どうしても我慢できない人は、季節の果物くらいにしときましょう。
ちなみに、ぼくは朝はコーヒーを飲んでます
カフェインはかゆみが増加する可能性があるので、あんまりよろしくないんですけど、ぼくはあんまりかゆみが増すこともないし、午前中の集中力には効果バツグンなので、飲んでます。
あとコーヒーが好きすぎるので。
コーヒーは健康成分がたくさん入っているので基本的には体にいいです。
オーガニックやキチンとしたお店でハンドピックされたものが安心なので、周りにお店などがない人はネットなどでオーガニックのものを購入して飲むと安心かもしれないです。
ただ、人にってはかゆみが増すことも十分に考えられるので、試される方は注意してください。
缶コーヒーはダメ、ゼッタイ
砂糖の塊だし、豆も品質のあまり良くないものが使われているのでマジでやめましょう。
間食は出来るだけ控える
朝食を抜くのと同じ理由で間食も出来るだけ避けましょう。
どうしても食べたいときはできるだけ自然のものにしたほうが無難です。
ナッツや甘栗、さつまいもなんかを食べてます。
ただ、甘党のぼくはおかしくなりそうだったので、改善が見られた段階で、ルールを作りました。
- 週に一回はお菓子を一つ好きに選んでもいいことにする
- カカオ70%以上のチョコは1日一個食べてもいい。
自分の状態に合わせて、工夫してみてください。
野菜と魚中心
やっぱり、野菜と魚が日本人にはいいようです。
ちょっとお金はかかるけど、学食をうまく利用するとかなり食生活は改善できました。
学食では鯖の塩焼きばっかり食べてます。
東北大工学部の食堂でひとりで毎日鯖を食べてる男がいたらそれはぼくなので、仲良くしてください。
自炊する時は、サラダを山盛りにして食べていました。
サラダにはこんなスライサーがあると大量の野菜を簡単に摂取できます
これ一つでたっぷり生野菜を取れるので、ぜひ試してみてください。
オススメの食品は
- りんご
- キャベツ
- 玉ねぎ
- 鯖缶
- 豆腐
です。
水をたくさん飲む
暇があったら水を飲みましょう。デトックスとかいうやつです。
自販機で買うのは水か炭酸水にしています。ジュースよりも安いですし。
何をどう間違っても大学生御用達のモンスターエナジーなんかには手を出さないでください。
酒はやめた方が絶対にいい
ぼくの場合、かゆみが段違いに増すのでやめたほうが無難です。
どうしても好きなら量を減らしたり、ルールを決めましょう。
薬との付き合い方
ステロイドはあくまでも応急処置
ステロイドは症状がひどくなった時に一時的に使うのが無難だと思います。
見た目は多少綺麗になりますが、やめればすぐにぶり返すので、並行して生活の改善をしないと根本的な解決にはならないです。
痒みを止められるので、その隙に生活の改善に取り組みましょう。
直接の効果ではないのですが、見た目だけでもよくなることで精神的に安定するのはありますよね。だからついつい頼ってしまうのですが。
メンタル
完璧を追い求めすぎない
たまのご褒美で人間はモチベを保てると思うので、24時間365日頑張るのも素晴らしいですが、たまには自分の好きなものを食べたりするのもいいと思います。
正直、アトピーって精神的な要因も大きい気がしています。
頑張りすぎて精神的に消耗してしまうより、少しでも楽しめる時間を持つことがかえって体にいいこともあるかもしれません。ぼくはそう感じてます。
なので、ルールを破っても自分を嫌いにならないで下さい。
お菓子を食べてしまっても、美味しかったなあと思うくらいのメンタルでいましょう。
落ち込んだ時は寝る
アトピーが重症化すると、精神的に不安定になります。
ぼくは、去年の冬、一番ひどい時に毎日風呂場で一人泣いていました。
そういう時は、本当に誰か頼れる人に相談してください。
お医者さんでも、家族でも、友達でもSOSを出してください。
大丈夫です。
きっと助けてくれます。
誰もいない人は僕と一緒に慰め合いましょう。
連絡ください。
- 鏡を見て涙が出る
- 毎朝、血だらけのシーツに落ち込んで起床している
こんなときは誰かに話しだけでも聞いてもらってください。
やれることはとにかくやってみる
ネットの情報もかたっぱしから見てお金のかからないものを選んで実践してきました。
正直何が効くのかは人によって違うので、この記事ではぼくがやって効果がでていると感じるものを書きましたが、自分でできそうなものから試していただいて、少しでも改善の手助けになれば幸いです。
毎日黄色い汁が服や髪について垂れてきた時期を今でも鮮明に思い出します。
いつまたあれがやってくるか分からないと思うと、恐ろしいです。
まだまだ、かゆみは残っていて、今タイピングしている指もムズムズするし、おでこも赤いです。
でも、ちょっとでもよくなると生きる希望も湧いてくるし、いい天気の日はお出かけしたくなります。
今苦しんでいる方とぼくが少しでも良くなることを祈ってます。
ではでは。