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AirPodsが耳に合わない人がAirPods Proを購入してみての感想

こんにちは。さいどです。

発売当初からかなりの人気で品薄が今でも続いているAirPods Pro。
遅ればせながら僕も購入して数ヶ月が立ちました。

もともと、僕はソニーのWF1000XM3を使っていたわけですが、他の比較レビューを見るとAirPods Proがほぼほぼ圧勝。
手のひらに収まる静寂SONYのノイキャン完全ワイヤレス「WF1000XM3

そこまで言うならと思って、どちらも購入して使い比べてみた僕の感想を書いていきたいと思います。

追記

新型のAirPods Proが発売されました.イヤホンの形状等は大きく変わらないので,装着感などが気になる方は参考にしていただければと思います.

Apple AirPods Pro(第2世代)
Apple

AirPods Pro

今まで何本もAirPodsに関する記事を書いてきました。
AirPodsが耳に合わず外れる人に読んでほしい記事まとめ

今までの無印AirPodsも接続性などの点で素晴らしい製品でしたが、僕の耳にはどうしてもフィットせず、ポロポロと落ちる事故が多発しました。

歩いているときもいつポロッと落ちてしまうかが心配で、かなりのストレスになってしまい泣く泣く売却し他のイヤホンを使用していました。

そんな中でのカナル型のAirPodsの登場だったのです。
これは否が応でもテンションがぶち上がりますね。

AirPods Proはインナーイヤーのつけ心地のカナル型イヤホン

まず、一番気になっていたぼくの耳とのフィーリングでしたが…

控えめに言って最高です。本当に良いです。

2ヶ月使って一度も落ちていません。

一方で、装着感は他のカナル型のイヤホンとは比べ物にならないくらい軽いんです。

何度かつけていることを忘れるくらいに、つけている感覚がないんです。
理由としてはイヤホン本体の重量が軽くて、イヤーピースの大きさが小さいから。

写真でWF1000XM3と比較してみました。

AirPods Proのほうが耳に突っ込む部分が短いので圧迫感が少ない

重量もAirPods Proのほうが軽いです。

インナーイヤーの軽いつけ心地とカナル型のフィット感をバランス良く融合させたといのがつけ心地に関しての感想で、他のイヤホンと比べても格段に良いです。


他のイヤホンは耳に異物を突っ込んでいる感覚が常にあって、ずっとつけていると疲れてしまうことが多かったのです。
特にWF1000XM3は本体が大きくて耳から大きくはみ出している分、重さを強く感じていました。

AirPods Proは聴き疲れを感じることがほとんどなくて、ぼくの耳が疲れを感じてしまうより先にバッテリーがなくなることがほとんどです。

いつでもユーザーフレンドリーな設計

多くの完全ワイヤレスイヤホンにはイヤホンを操作するだけで、再生や外音取り込みなどのある程度の操作を行うことができるようになっているわけですが、その多くはイヤホンの側面部にタッチセンサーがついていてそこをタップすることで操作ができる仕様。

これがどうにもしっくり来てないというか、ストレスが溜まることが多くありました。

イヤホンがちょっとずれたのを直したいとき、触るのは間違いなく側面な訳で、そうすると、センサが反応してしまってああイライラ…

そんな事がありましたが、AirPods Proはそのへんの使い勝手がかなり考えられているなと感じる設計になっていました。

いわゆる「うどん」と呼ばれる部分をつまむことで操作をすることができます。

ここって、イヤホンの位置を直すときにはまず触らない位置なので、誤作動することがありません。

また、つまむと触覚フィードバックが返ってきて、

ああ、俺は押したんだなあ…

という感覚が得られます。しかもその感触がいちいち心地いいのです。
この細かいところに手が届く感じは毎日使うものほどストレスが低減されて、QOLが上がると思います。

はじめましてのワイヤレス充電がべらぼうに快適

ワイヤレスイヤホンの敵は充電のし忘れと言っても過言ではありません。

高校まで有線イヤホンで育ってきた僕はイヤホンを充電するというマインドを度々失念してしまいます。

朝、通学途中に音楽を聴こうと思って、充電がなくなり屍になってしまったイヤホンを耳に突っ込む一日のスタートを何度経験したことか。

世の中のデバイスがUSB-Cに統一されている中、iPhoneは頑なにLightningを使い続けているわけですが、AirPods Proも無印AirPodsから変わらずLightningなのは充電のしやすさという面ではいまひとつと言わざるを得ないです。

噂によるとAppleはLightningケーブルでかなり潤っているらしいので、まだこの問題は続くかもしれません。

とは言いましたが、AirPods Proはワイヤレス充電にも対応しています。

未だにiPhone7を使う僕はこれでワイヤレス充電対応機器デビューを果たしたわけです。

お試しということで、小さめの充電パッドをIKEAで見かけて購入。

IKEA イケア LIVBOJ リヴボイ ワイヤレス充電器 コード付き iPhone 11/11 pro/11 pro max/XS/XS Max 対応 5W/7.5W/10W ブラック ホワイト 304.574.89 204.470.52 (黒/BLACK)
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性能はよくわからないですが、イヤホンだし、高速充電対応みたいなハイスペックなものは不要だと感じたのでとりあえず買ってみました。

デザインがかわいいので、これで部屋に女の子を呼ぶことができそうです。

設置場所は玄関にしてみました。

AirPods Proは完全に外出用にして、家に帰ったときに耳から外して必ず充電パッドに置くことで、AirPods Proのバッテリーがなくてテンションが下がってしまうリスクを完全に回避できます。

イヤホンをAirPods Proしかもってなくて部屋でも使いたい!という方にはこの運用は合いませんが、僕は基本的に部屋ではヘッドホンを使っているので問題なし。

完全ワイヤレスイヤホンってスマホと違って充電しながら使うということができないので、リアルに充電切れ=死を意味していたのですが、この運用は本当に革命です。

音質のこと

正直僕の耳では音質を語ることはできないのですが、音質に不満がないレベルなので、外で使う分には全く問題ないと思います。

ただ、僕は今までWF1000XM3を使ってきてしまったので、そことの比較になると、AirPods Proはやや薄っぺらく聴こえてしまうし、SONYと違ってイコライザもないので、音楽を楽しみたい!という方にはWF1000XM3をおすすめしたいです。

まとめ

Apple AirPods Pro(第2世代)
Apple

他にもApple製品との連携を強めるH1チップのおかげで接続性がとても良いです。

複数機器の切り替えも、Apple製品間だととてもスムーズでストレスが無いので、大学生で春にmacbookを買った〜なんて人はAirPods Proを買うと幸せになれると思います。

ここまで使用感を書いてきましたが、個人的にはiPhoneユーザーで音に強いこだわりのない方には多くの方の最適解になりうる素晴らしいプロダクトだと思います。僕も現状で最もよく使うのはAirPods Proになりました。

一方でSONYのWF1000XM3は、使用感の良さはAirPods Proに比べるとやや劣りますが、音質は低音のズンズン感とか間違いなくこちらのほうが良いので、Apple信者でもないし、音質がいいって方はこっちのほうがいいのかもしれません。

新しい製品が続々出ていますが、これ以上深い沼に足を突っ込むのも懐事情的に辛いので、しばらくはAirPods Proをメインに使いたいと思います。

そうはいっても魅力的な製品が出れば使いたいので、気になっているものがあれば懐の許す範囲で買って感想を書きたいと思っています。

ではでは〜

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