コーヒー

手足のように使えるドリップポット「雫」 でおうちコーヒーをもっと楽しく

こんにちは.さいどです.
コロナで家で過ごす時間が増えたのもあって,今年は昨年以上にコーヒーを家で飲む機会が格段に増えました.

家でハンドドリップする器具を揃えた話はこちらに書きました.
記事の中で紹介した兎印のドリップポットはとりあえずで買ったものだったのでいつか買い替えたいな,とずっと思いながら二年ほど使い続けてきました.

created by Rinker
ツキウサギジルシ(Tsukiusagijirushi)


いくつか不満点があり,

  • お湯の注ぎ口の作りがちょっと雑
  • ちょっと容量が少ない (0.7L)
  • (落として欠けている)

といったところが不満に感じていました.(最後のは完全にぼくの不注意)
特にお湯の注ぎ口の作りが気になっていて,いざコーヒーを淹れるときにお湯の量を安定して投下することがとても難しかったんですよね.

なので,今回僕が探していたドリップポットに求める条件としては,

  • お湯が注ぎやすい注ぎ口か
  • 容量が現在使っているもの (700ml)よりももうちょっとだけ大きいと嬉しい

大きくこの2点を重視して探すことにしました.

Takahiro 雫 0.9L

そしてたどり着いたのがこのドリップポット.

金物で有名な新潟県の燕市にあるメーカー「Takahiro」から出ているその名も「」という洒落た名前のドリップポット.

材質はステンレス.錆びにくいので,めんどくさがりな僕でも最低限の手入れで長く使っていけるかなと思います.

それにしても一切の無駄を削ぎ落としたようなこのデザイン.後ほど偏愛ぶりを語りますがとてつもなく気に入ってます.

良いところ

圧倒的な注ぎやすさ

注いだその瞬間,あまりの注ぎやすさに感動しました.

写真の比較の通り,加工の精度が以前使っていたものとは段違い.

注ぎ口自身も前のものより細くなっているので,注ぐときの湯量の調節がしやすいです.

本当に右手がドリップポットになったんじゃないかと思うくらい,自由自在に自分の入れたい量のお湯を入れたい場所にピンポイントに投下することができます.

名前のように一滴一滴垂らすことも可能です.これが日本の技術力.Japan love.

無機質で飽きないデザイン

見てください.このデザイン.

全身で「機能美」を体現したようなムダのないデザイン.

これを肴に晩酌が進むレベル.

見えるところにメーカーのロゴすら入れないところに逆に作り手の製品に対する愛を感じます.(底面に入ってます)

求めていた理想の容量

この「雫」の容量は0.9L.

ドリップする時,最後まで注ぐときの湯量が安定するように実際に淹れる量より多めにお湯をドリップポットに入れています.

以前使っていたものだと,3杯分くらい入れようとすると,お湯の量がギリギリで終盤は湯量が安定しませんでした.

沢山淹れるときに真価を発揮してくれそうです.

1杯だけ淹れたいときでも,このサイズなら全然大きすぎるという感じもしないので,1~3杯くらい淹れることが多いなという方には同じサイズのものをオススメします.

気になるところ

保温性

これに関しては実際に測定したわけではないのですが,割とデザイン的に底面が広くて,以前のものと比べて素材も薄手なので,保温性に関しては以前使っていたものより低いかなといった印象.

ただ,使用する時間が大体3~5分くらいなのでそこまで僕の用途の範囲内であれば気にならないかなと思います.

一気にお湯を注ぐ用途には向かない

湯量を調節しやすいということは裏を返せば,一気にお湯を投下するという用途には向かないということ.

大量のコーヒーを淹れる方には向かないのかもしれません.

今日の独り言

言うなれば薬缶に一万円近く投資したわけですが,いいものは使っているだけで生活を楽しくしてくれると思ってます.

お家にいる時間も最近は長いので,家の中にあるものをアップデートしてみるのも良いのではないでしょうか.

ではでは〜

おすすめのマグカップについても記事を書きました.

コーヒーがもっと楽しくなる「1616 / arita japan」の有田焼マグカップ