コーヒー

おしゃれで高性能なサーモスの保温マグカップの性能を徹底解剖してみた

こんにちは。さいどです。
最近寒い日が続いているので、ぼくは毎日毎日あったかいコーヒーを飲んでいるのですが、東北の冬は厳しくて、すぐ冷めちゃうんですよね。

寒い冬でも、熱々のコーヒータイムが楽しみたいぼくが購入した保温マグカップを今回ご紹介して、その実力をたまには理系っぽく検証していきます。

サーモス 保温マグカップ

今回購入したのは、魔法瓶界ではその名を知らぬものはいない保温界の巨人「サーモス」から出ている保温マグカップです。容量や色にバリエーションがあり、自分の好みに合うものをセレクトすることができますね。

ぼくはホワイトの350mlを購入しました。

外観と付属品

外観はこんな感じ。

上の部分が魔法瓶の金属部分で、その下はプラスチックになっています。
白というよりはアイボリーっぽい感じの色味です。

デザインに惹かれて買った訳ではないのですが、シンプルなデザインで個人的には好きです。

「THERMOS」のロゴも主張しすぎない青で、気に入ってます。
ちっちゃい頃から、白と青の組み合わせが好きなんですよね。
バスケの靴も白と青ばっかり履いてました。

重さは217gで、350ml入る割には軽いなといった印象。
内側は金属製ですが、外側のカバー部分がプラスチック製なので、思ったより軽量です。

このマグカップ魔法瓶の部分とプラスチックのカバーの部分に分かれています。

回すと簡単に取り外すことができます。

まず、核となる魔法瓶部分ですが、形としてはすり鉢状になっていて、特に飲み口の方は広めにとられています。

容量は並々に注ぐと350mlですが、途中にある印?のところまで注ぐとちょうど200mlいれることができます。

次にプラスチックのカバー部分です。

シンプルなデザインですが、そこがラバーになっていて滑りにくくなっています。

こういう陶器じゃ出来ない芸当が使えるのはプラスチックの強みですよね。

専用の蓋もついています。

統一感もあるし、しっかりカップにフィットするので、これを使えばさらに保温効果が期待できそう。

保温性能の実力を実験してみる

春休みに入ったのに実験をする理系大学生の鑑です。

なかなか、僕の感想だけではこの保温マグの良さを伝えきれそうにないので、
今回は、サーモスの保温マグと、ずっと使っていたニトリの陶器製のマグカップ

で保温性能の比較をしてみたいと思います。

実験方法としては、

85℃のお湯を200ml入れ、そこから1分ごとに10分間温度を測定。

精度を上げるため、それぞれ二回測定して、その平均を採用。

参考までに実験環境としては、室温14℃前後、湿度48%前後、なお、公平を期すため保温マグの蓋は使用していません。
結果のグラフはこんな感じになりました。

時間が経つに連れて、温度の差が大きくなっているのがお分かり頂けると思います。

10分後には4℃ほど保温マグの方が温度を高く保てるという結果になりました。

ちなみに60℃になるまでの時間を計測したところ、

普通のマグカップは12分54秒
保温マグカップは17分31秒

という結果になりました。

コーヒーが美味しく飲めるのは大体60℃までと言われているので、そのラインを4分以上伸ばしてくれるのは、コーヒー好きとしてはかなり優秀なんですよね。

冷めたコーヒーは香りがどうしてもいまいちになってしまいます。

使ってみての感想

ここからはぼくが実際に使ってみて良かったところをご紹介します。

持っても全然熱くない

保温マグは熱を逃しにくいので断熱性が高い訳です。
しかも、本体とカバーが別々になっているので、持つところが全然熱くならないんです。

コーヒーはドリップするうちに結構温度が下がるのですが、ぼくは白湯も飲んだりするので沸かしたお湯をすぐにマグカップに注ぐこともあります。

そんな時に普通のマグカップなら絶対火傷するところをこの保温マグは余裕で持てちゃいます。

コーヒーを直で入れやすい

上で書きましたが、途中に200mlの印がついてます。

忙しい朝はサーバーなどをつかわずに、なるべく早く一杯分だけコーヒーを淹れたい時も多いので、この線を目安にしてドリップできるのはめちゃめちゃ便利です。

サーバーから移す時にもコーヒーは冷めちゃいますしね。

洗いやすい

マグカップって底の方が洗いにくくて茶渋やコーヒー渋が残りがちです。

でも、この保温マグはすり鉢状で深さも容量ほど深くないので他のカップと比べるとかなり洗いやすいです。

魔法瓶の表面にも加工がされているので、汚れも落ちやすいです。

飲み口が薄い

この保温マグカップ、飲み口がとにかく薄いです。

正直、ぼくはあんまり違いがわかるほどいろんなカップで飲み比べたことがないですが、一般に飲み口が厚いとコーヒーは苦く、逆に薄いとコーヒーはさっぱりとした味わいになるんだとか。

なので、飲み口にこだわっていて、厚いカップが好きだなあという人は、これは合わないかもしれません。

水筒ほどの保温性能はない

実験の結果からもお分かりの通り、蓋がない分、水筒ほどの保温性能はありません。

なので、あまり過信して買うと、ちょっと期待はずれな思いをするかもしれません。

ただ、陶器のものよりは確実に暖かさをキープしてくれるので、ちょっとでもあったかい飲み物を飲みたいという方は絶対に買って損はしないアイテムですね。

今日の独り言

この冬、一番活躍してくれているアイテムといっても過言ではないです。
あったかい飲み物は、心も体も幸せにしてくれます。

インフルエンザも流行しているので、しっかり体をあっためて体調を崩さないようにしてくださいね。
ではでは〜