カメラ

「Utulens」を使ってミラーレス一眼で写ルンですの味わい

こんにちは。
フィルムカメラを譲ってくれと父に頼んでいるさいどです。

突然ですが、みなさんは何を使って写真を撮っているでしょうか?

多くの方はスマホですし、それ以外という人でもデジタルカメラがほとんどではないでしょうか。

それでも、最近フィルムカメラの人気が再燃しており、

フィルムカメラに手を出してみたい…

と密かに想いを募らせている方もいるのではないでしょうか。

今回は、そんな方にぴったりのデジタルカメラのレンズを紹介します。

GIZMON Utulens

GIZMON Utulens 詳細ページ

(現在Utulensが在庫切れなので、より広角な姉妹機のWtulensのリンクになっています。ご注意ください。在庫を確認次第更新いたします。)

ご紹介するのはGIZMONさんから出ている一眼カメラ用の交換レンズ「Utulens」です。

このレンズの特徴としては、最近再注目されている使い捨てのフィルムカメラ「写ルンです」のレンズを再利用して作られているということです。

デジタルカメラであの、なんとも言えない独特な雰囲気の写真が撮れるのは胸熱ですよね。

さっそく開けていきましょう。

本体と付属品

箱はこんな感じ。レンズの箱らしからぬ形状ですね。完全にチッ◯スターに一致。

開けると、レンズ本体と、それぞれのマウントにつけるためのアダプター、レンズポーチとレンズに貼るためのステッカーもついています。

ぼくはソニーのEマウント用を買いましたが、他にも、

  • マイクロフォーサーズ
  • 富士フイルムXマウント
  • EOS Mマウント
  • ニコン1マウント

と、主要なミラーレスのマウントは大体揃っているので、メーカー関係なく使うことができます。

レンズ本体はこんな感じ。

普通のカメラレンズを見慣れている人からすると、驚愕のレンズの小ささですよね。

後ろはネジになっていて、付属のそれぞれのマウントアダプターにつけて使います。

素材はプラスチックで高級感はありません。まあ写ルンですに高級感求めちゃいけませんよね。

スペックを軽く説明すると、

焦点距離は32mmでf値は16固定です。

APS-Cセンサーのもので使うと大体50mmくらいで使いやすい画角になりますね。

マウントアダプターは本体に比べると、頑丈な作りで、金属になっています。
壊れる心配はそうそうしなくて良さそうです。

レンズとアダプターをくっつけるとこんな感じ。
この薄さならどこへでも持っていけそうです。

他にもステッカーが付いていて、カラフルにすることもできますが、根暗のぼくには虹のシールが貼ってあるレンズを持ち歩くのはハードルが高いので、触れないでおきます。

使ってみての感想

良かったところ

シャッターを押すだけでエモい写真が撮れる

正直、絞りも固定で、単焦点なので、初心者のぼくにはもうほとんどいじるところはないです。
シャッタースピードを下げて明るさを稼ぐと、手ブレがヒドかったので諦めました。
あといじれるのは露出くらいですかね。

そんな感じのど素人のぼくでもパシャパシャシャッターを切るだけでこんな感じのなんとなく雰囲気のある写真が撮れちゃいます。

撮った写真は最後にまとめて載せておきます。

とにかくコンパクトで軽い

小さくて持ち運びにべんりなのは、写真を撮るという行為のハードルをかなり下げてくれます。
いくらいいレンズを買っても、重くてデカすぎたら気軽に持っていけませんよね。

Utulensはいわゆるパンケーキレンズといわれる形状をしており、厚さは2cmほどしかないんです。
しかも、レンズ自体はプラスチック製ですから、軽いんですよね。アダプターを含めても45gしかありません。

これなら、ちょっとした外出でも無理なくスナップを楽しめますよね。

ボディキャップがわりに使える

先ほど書いた通り、薄いレンズなのでほぼほぼボディキャップと変わりません。

なので、とりあえずつけるレンズがないときは、Utulensをつけてボディキャップがわりにしちゃってます。

写真が撮れるボディキャップってだけで、買う価値ありますよね。

イマイチなところ

ピント合わせがほぼ不可能

このUtulensは、MFな上にフォーカスリングもないので、ピントを合わせるという作業を行うことができません。

まあ、f値が16なので接写しない限りはどこに向けても何となくピントは合います。

微妙にピントが合ってないのも、面白い写真になったりしますしね。

最新のレンズのように解像感を楽しむものではないので、別物として考えたほうがよさそうです。

レンズキャップが付けられない

このレンズ、真ん中が出っ張っているので、Sony純正のレンズキャップはつきませんでした。

お手頃なレンズではありますが、やっぱりレンズは大切にしたいのでこいつに合うキャップを見つけたいところ。

見つけた方がいましたらご一報ください。

作例

作例というほど大層なものでもないのですが、最後に、Utulensを使って撮った写真を載せます。

ちなみに、写真に写っている黒い点はセンサー上のゴミです。
絞って撮っているのでクッキリ写っちゃいました。気にしないでください。


この昭和感がいい。

今日の独り言

いかがだったでしょうか。

フィルムカメラに興味のある方も多いと思いますが、現像の手間とコストを考えるとなかなか手を出しにくいですよね。

このレンズなら、シャッターを切るだけで手軽にフィルム感のある写真がデジカメで取れます。

使っていて楽しいおもちゃのようなレンズです。値段もお手頃なので、気になった方はチェックしてみてください。別バージョンとして、より広角なWtsulensもあるので、GIZMONさんのホームページも見てみてください。

写ルンですのレンズを再利用して作っているということで、供給が不安定なアイテムです。
見つけた方は早めのご購入をオススメします。

ではでは〜

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