流石フラッグシップといったところでしょうか.
こんにちは.さいどです.
皆さんは読書は紙派でしょうか?電子書籍派でしょうか?
実をいうとぼくは常々電子書籍に一本化を試みていました.
【ガジェット】読書習慣が変わる!? 理系大学生がKindle Paperwhiteを使ったら読書時間が増得ました
iPad Proとkindle paperwhiteの2台持ちで読書が捗ってます
が,紙の本を経てていない現状です.
やっぱり紙の本で育ってしまったがゆえ,紙と電子では「体験」が大分異なるんですよね.
装丁が美しい本はやっぱり紙で味わいたいわけで.
そんな中途半端な僕ですが,曲がりなりにも理系で論文を読む必要に駆られるわけです.
大量の情報に目を通すというシチュエーションにおいては,電子データの方が取り回しが格段に楽ですし,管理も楽です.
「体験」が心地よい紙の本
「管理」が楽な電子書籍
どちらもいいところがありますが,電子書籍は技術の進歩で体験が向上しているはず...
との考えで,買ってみたのが今回紹介する「Kindle Oasis」です.
Kindle Oasisのいいところ
特徴的なのは
- 物理ボタンでページをめくることができること
- 7インチという大画面(Paperwhiteは6インチ)
この2点が個人的にかなり快適で,もうPaperwhiteには戻れないなと感じています.
物理ボタンが快適すぎる
Kindle Oasisには下位モデルには無い物理ボタンがサイドに付いています.
このボタンを押すことで,ページを進める/戻る操作を行うことができます.
下位モデルでは画面をスワイプすることで同様の操作が可能だったのですが,Kindleシリーズの画面に用いられているe-inkの画面は総じてタッチ操作への反応がお世辞にもよいとは言い難いです.
その結果,何度もスワイプ操作をしてしまったり,意図しない場所に行ってしまったりしてました.
こういう小さなイライラが読書体験を損ねていました.
その点Kindle Oasisはボタンを押せばほぼ確実に想定した挙動をしてくれるのでかなり快適に感じます.
また,物理ボタンは電車などで端末を片手持ちした時に真価を発揮します.下位モデルのスワイプ操作は片手では厳しかったのですが,Kindle Oasisは端末を持つ場所とほぼ変わらない場所にボタンが設置されているので片手でも余裕でボタンを押すことができます.
それでも落としてしまうのが心配な方はこのようなバンドが売られているので,付けると更に安心して使えますね.
大画面は正義
Kindle Oasisは下位モデルより1インチ大きい7インチの画面が採用されています.
この1インチの差が想像以上に大きいです.
特に論文のpdfは画面一枚に書類一枚分が表示されるので今までの6インチだと文字が小さくて見にくかったんですよね.
Kindle Oasisの7インチはめっちゃ快適!とは行きませんが,文字が格段に見やすくなりストレスなくpdfを閲覧できます.
気になるところ
やっぱり充電がmicroUSBなところは気になりますね.
Kindleシリーズでも昨年USB-C充電のものが登場したので,今年のモデルチェンジでOasisにもUSB-Cが搭載されるかもしれませんね.
充電の持ちがPaperwhiteに比べると弱いかなという気もしています.ただ,週一回充電すれば僕の使い方では十分なのでそれほど不便ではないかな
書いてみると充電周りが弱点ではありますね.逆にこれらが改善された新モデルが出たら速攻でポチっちゃいそうです.
こんな人におすすめ
Kindle Oasisは,電子書籍で快適な読書体験が欲しい人はもちろん,論文等のpdfファイルをよく閲覧するという人にもおすすめできる端末です.
価格はちょっとお高めではありますが,見合ったパフォーマンスを発揮してくれるいい製品だなと使用して感じます.
持ち運びには確実に便利なので,紙と電子書籍は荷物やその日の気分で使い分けをすればいいかなと思います.どっちにも魅力があるので.
是非チェックしてみてください.ではでは~.