このフォルムが良き.
こんにちは.
さいど (@bottidaigaku) です.
お家で過ごす時間が増えた昨今,家でコーヒーを飲む機会が増えました.
僕はハンドドリップで淹れる事が多くて,ブログでも何回か抽出器具を紹介してきました.
手足のように使えるドリップポット「雫」 でおうちコーヒーをもっと楽しく
電動ミルナイスカットGで挽きたてのコーヒーをもっと美味しくもっと手軽に
だんだん道具も揃ってきてふと気になったのは淹れたコーヒーを注ぐマグカップ.
圧倒的に体に触れる時間が長いマグカップも自分の好みにあったものがほしいなと思うようになり,探していました.
最近になり使っていて心地いいなと思えるものが見つかったので紹介したいと思います.
1616 / arita japan のマグカップ
見つけたのは「1616 / arita japan」 という有田焼のブランド.
1616 / arita japan は、有田焼の伝統を踏襲しながらもこれまでの有田焼とは異なるデザインアプローチを試みています。これからの未来に寄り添う、新しい器のシリーズです。
1616 / arita japan (https://1616arita.jp/)
今回購入したのは3名のデザイナーのうちのお一人 Teruhiro Yanagihara氏が手掛けるシリーズ「TY “Standard”」のマグカップ「TY Mug Handle」.カラーリングはグレーとホワイトの2色で今回はホワイトを購入しました.
少しだけ調べてみたところ,有田焼は陶磁器のうち,磁器に属するものらしく,磁器の特徴としては,
- 陶磁器に比べてガラス質が多く含まれ丈夫
- 質感がなめらか
- 吸水率が低く,お手入れが楽
- 熱伝導率が高い
があります.
温かいコーヒーを注ぐ上で,熱伝導率が高いのは短所ではありますが,毎日使う時に重要になる耐久性やメンテナンス性に優れている点で機能的にも魅力的だと感じています.
軽やかなデザインと機能美
マグカップって円柱型のどっしりしたイメージがあったのですが,このマグカップは底にかけて徐々に細くなっているので,とても軽やかな印象です.
取っ手は角張ったデザインで,ちょうど人差し指と中指が入るような設計になっています.マグカップなのにスタイリッシュな印象なのはこの取手によるところも大きいかもしれません.
先述したとおり熱伝導率が高いため,本体を掴むようにして持とうとすると熱くて持てないので必然的に取っ手を利用することになります.
普通のマグカップにこの取手をつけると持った時に重くて仕方がないかもしれませんが,本体が薄くて軽いので使用感もとても良いです.
スタイリッシュなデザインと,日用品としての使用感の良さを両立していて使うほどにいいものだなと感動を覚えながら使っています.
飲み口の絶妙な傾斜
このマグカップ,口に触れる部分が傾斜しています.
この傾斜が口にぴったりとフィットして飲みやすくしてくれる一方で,やもすれば野暮ったくなりがちな白無地のマグカップのいいアクセントになっている気がします.
今日の独り言
今まであまり食器とかに関心がなかったのですが,自分なりにこだわりをもって選んだものを毎日使うのはとても心地いいことをこのマグカップを通して学びました.
これからも気に入ったものがあれば,積極的に買って使って生きたいと思います.
みなさんもおすすめの食器とかがあれば教えて下さい.
ではでは~.