本日行われた欅坂46の配信ライブ「KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU !」
コロナで様々なエンタメが自粛を余儀なくされている中,新しいライブのあり方として手探りの中ではあったと思います.
そんな中でもメンバーの皆さんやスタッフの皆さんが見えないウイルスの恐怖の中感染防止を徹底して準備をしてくださったおかげで,自粛生活で削られていた自分はとても楽しい時間が過ごせました.
オタクを代表してぼくがお礼を申し上げます.
記憶がまだあるうちに備忘録的にライブで「ここマジ最高アゲアゲ」なところをまとめました.
目次
KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU ! 前半戦
一曲目の「太陽は見上げる人を選ばない」の後半からの新二期生の初々しい登場から始まり,
エキセントリック
「エキセントリック」ではもう天ちゃんに首ったけ.以上.
「もうそういうの勘弁してよ」
に思わず「うわっ」と声を上げてしまったり,アウトロのあの笑みにエキセンみを大いに感じた.(流石に欅の曲でエキセンが一番と言ってただけはある)
東京タワーはどこから見える?
「東京タワーはどこから見える?」は一人ひとり特徴のあるダンスを踊っていて,特にしーちゃんやふーちゃんのしなやかで優雅な動きはなんだかエロい.
ちゅけもんはキレッキレで見ていて本当に華があって心地よい.
むーちゃんは全ツのもう森でも感じたけど存在が,表情が気になるような不思議な魅力.
セットは全員が一覧できる様になっているのも手伝って,みんながセンターに見えるようなそんな感じがした.
そのくらいみんな魅力をたっぷり伝えてくれるいい曲だと改めて再確認.
Student Dance
「Student Dance」はセットもさることながらダンスメンバーが前に出てきてブレイクダンスのような激しい動きのパートでしょう.
るんちゃんセンター+四天王(みーちゃんin)が紙が舞う中脚を上げるところはしびれる,ほんとにしびれる.
どうでもいい理系ネタですが歌唱中で出てきた定積分を解くと…
\[
\int_0^4 3x^2 – \frac{9}{2}x\,dx \\
=64\,-\,18 =\,46
\]
凝ってるな〜と感心した22歳(理系)
Nobody
「Nobody」は配信ライブをうまく使っているなといった印象.メンバーが4つのセットにそれぞれ分かれて踊っているのをパートごとにカメラを切り替えながら映していました.
目移りする通常のライブとは違い,見せたい世界観を一つの映像作品として提示することも配信ライブでは可能なんだなと思いながら見てました.
大きなセットを自由に配置できるのも無観客にこそなせる技ですね.
アンビバレント
そして前半ラストは「アンビバレント」
みーちゃん推しの自分としては個人的にきょうのハイライトですね.
多分見ていた方は全員各楽曲の最初の関心事は
「誰がセンターなんや?」
これだと思います.
まずイントロが
♪Ambivalent about…
とかかってテンションが上がる中,
「センター誰かな?ん?みーちゃん!!」
「どりゃあああああああああああああああ」
勝手に
$$小池美波 \cap センター = 二人セゾン$$
と思いこんでいたわけですが,今回のライブ中に
$$小池美波 \cap センター = アンビバレント\cup 二人セゾン$$
というこの世で最も美しい式を導いてしまいました.
最初から最後までみーちゃんの小悪魔的な笑顔とアンビバのあの雰囲気がマッチしていて,
「どうして今までセンターじゃなかったんだ!!」
と運営に文句をつけずにはいられないハマり具合だったのですが,中でもしびれたのは1サビでみーちゃんが一人前に出て来る場面.
抜いているカメラに向かって手招きしながら
「こっち来いよ…」
と言わんばかりのあの表情
そしてサビのダンスも圧巻
ごちそうさまでした.
KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU ! 後半戦
換気タイムとMCを挟んだ後の後半.
大人は信じてくれない
一発目は「大人は信じてくれない」
裏2ndとぼくが勝手に呼んでいるこの曲
若々しいパワーで満たされたこの曲を天ちゃんセンターでやるところに意味があるのかなとおじさんは思いますよ.
セカアイから四年が経ってしまったんだなと改めて感じる.
同じ曲を聴いているはずなのに前ほど刺さらないのは大人になった勲章だろうか?
学校へ向かう道で聴く欅坂の歌は何回何十回と聴いても歌詞が,メロディーが頭を揺さぶるような衝撃を持っていた.
今でもぼくはあの二度とこないであろう衝撃を追っているのかもしれない.
避雷針
次は「避雷針」.
ユニエアでの嫌な記憶を振り払えば,そこにはくそかっこいいセンター理沙と神演出がありました.メンバーの周りを水で囲み,そこに歌詞や映像を映す演出.
これも配信ライブならではの
「かっこいい!!」
と思わせるポイントでしたね.
風に吹かれても
次は「風に吹かれても」.
完全に個人の趣味なのですが,この曲が出た時はあんまり好きじゃなかったのを覚えています.
ただライブの風吹かの鬼のような盛り上がりを一度経験して以降は
「なんだただの神曲だったのか」
という事実にきづいてそれからはかなり好きな曲です.
はやくライブに行って
「ざっつうぇ〜〜」
って叫びたい毎日を過ごしてます.
ガラスを割れ!
そして締めは「ガラスを割れ!」
着替えすらかっこいいという最強のグループであることをまず最初にオタクに再確認させた後は,無観客の広いフロアを使ってMVさながらのパフォーマンスでした.センターのぽんぽんは狂犬っぷりを遺憾なく発揮してて最強にクールでした.
曲も終わった頃,おもむろにセットのKEYAKIZAKAの文字にペンキをかけるメンバー.
KEYAKIZAKAの文字の上にブラインドをかけるメンバー.
ラスト
解散,改名説がろくにSNSを触らないぼくのもとにも事前に入っていました.
そして最後のあの演出.
「本当なんだな…」
と察する.
そしてキャプテンからの挨拶.
後ろでボロボロ泣いているメンバー,なんとも言えない表情をしているメンバー.
その思いを背負ってキャプテンが経緯と思いを話す.
何もしらないオタク一人がこのことについてそこまでなにか文句をいうべきではないだろう.
ただ,彼女たちが青春をかけた場所が名前だけとはいえなくなってしまうのは1ファンのぼくでさえ辛い.
本人たちの想いの大きさは想像を絶するものだろう.
2016年,高校生だったぼくは欅坂46の歌を聴いて救われた.
受験の辛い時,いつも聴いたのは欅坂の曲.
初めて行ったライブも欅坂.
今でもライブのDVDを見て,勇気をもらっている.
きっとぼくのような人はたくさんいるだろう.
確かに,名前はなくなってしまうが,欅坂が届けた音楽の記憶はきっと残る.
だから,この判断を憂えることなく次のステージをオタクどもに見せてほしい.
今日の独り言
またゴミをネットの海に流してしまうことに幾許かの罪悪感を覚えつつ,公開ボタンを押します.