ガジェット

手のひらに収まる静寂SONYのノイキャン完全ワイヤレス「WF1000XM3」

現代は多くのノイズにあふれています。

周りの話し声、車の音、動作音…

多くの人と共に生活する現代。
基本的にこれらのノイズはありとあらゆる場所で生じます。

しかし、勉強や作業に集中したいとき、どうしてもノイズは私たちの気を散らし、集中力を容赦無く奪っていく。

皆さんは経験がないだろうか。
図書館やカフェで勉強しているのかイチャつきにきているのかわからない男女がペンよりも口を動かし、
「テストやば〜い」
などとほざいている光景を。

そんな時、女の子と勉強という大義名分でデートできる男に大いなる嫉妬を抱きながら僕は心から祈るのです。
「神さま、今だけ僕から聴覚を奪ってください。」

しかし、ニーチェは言った。
「神は死んだ。」と

そうなったら、神になど頼ってられません。
SONY様にお願いしたほうが早いです。

完全ワイヤレスイヤホンSONY WF1000XM3

発売前から注目されていたプロダクトで、無論ノイキャン信者の僕も目をつけていたわけですが、まあまあな値段である点と、使っていたAnkerのLiberty airもまだまだ現役だったので見送る予定でした。

しかし、先日愛用していたLiberty airを紛失してしまったので、泣く泣く代わりのイヤホンの購入を迫られてしまいました。

そして、気づけば家にこんな箱が。

外観はこんな感じ。箱に高級感があって触っているだけで幸せになれます。

イヤーピースは2種類でオーソドックスなシリコン製のものと、ウレタンで伸縮性のあるものが各3サイズずつ付属しています。

ケーブルはUSB-Cです。長さが20cmなので、持ち運び用に重宝しそうです。
身の回りが少しづつUSB-Cで統一されていくと、ケーブル類が少なくて済むのでより身軽になれそうです。

そしてお待ちかねの本体とバッテリーケース

黒と金ってなんとなく不良っぽいというか、野暮ったくなりがちなイメージだったんですが、このカラーリングだと金がそこまで出しゃばってなくてお上品な色味です。

ただ、ケースの天井部分は傷がつきやすいので気にされる方は丁重に扱った方がいいかもしれないです。僕の場合2週間ほどで小傷がいくつかついてきました。

本体はマットな質感で、操作を行うタッチパッドの部分だけ光沢があります。

重さは片耳で8.5gでした。AppleのAirPodsは片耳4gなので、およそ2倍。
ちょっと重い部類に入るのかもしれません。

ケースの重さは75.5gなので、ケースと本体合わせて100g未満です。

毎日、一キロを超えるパソコンを持ち歩いている大学生からしたら、100gなんて誤差です。空気。

感想

装着感

イヤホンは毎日使うものなので、自分の耳と合うかどうかがかなり重要なポイントです。

毎日、耳から落ちる不安と戦いながら使うのは精神衛生上良くないです。

このWF1000M3は重さが8.5gとAirPodsの倍以上あるので、落ちないか心配していたのですが、結論から言うと、まず落ちません。首を振ってみても軽くジャンプしても全然落ちません。

イヤーチップと、その周りの部分で、しっかり耳にフィットしてくれます。
これにはホッと一安心。

調べたところ人間工学(エルゴノミクスっていうのかな?)に基づいて作られており、三点でしっかり耳にフィットする設計になっているとのこと。
納得の装着感です。

イヤーチップもたくさんサイズがあるので、耳に合わない心配はあまりしなくていいかもしれません。

音質と接続性(遅延)

音質は素人耳が聞く限りでは、今まで使ってきたAirPodsやLiberty airより格段に良いです。
また、Sonyが出している専用アプリからイコライザで自分好みの音に調整できるのも嬉しいポイントです。

ただ、音質のいい高級イヤホンというよりはあくまでもノイキャンが目玉の製品なので、音質に過度な期待はしない方がしない方がいいのかもしれません。

接続はそこまで不満はないのですが、人通りの多い場所に行くとやはり不安定になる時があります。どのイヤホンでも体験したことなので、これは現状のワイヤレスの宿命かもしれません。
マルチペアリングにこそ対応していないものの、iPhoneとiPadの間だと、設定からワンタッチで切り替えられるので、liberty airの時のような煩わしさはありませんでした。流石に二万円を超えるだけはあります。

遅延に関してですが、対応するコーデックがSBCとAACなので、動画などで口の動きを見ていると遅延がわかるかなといった印象です。apt-X等に対応していれば、もっと遅延が少なかったかもしれません。

一つ不満を言うなら、若干接続までに時間がかかるかなといった印象。
取り出して耳に着けてから、5秒くらい待って接続の通知音がなります。

ワイヤレスイヤホンって電車などの人が多いところで接続がうまくいかないと、スピーカーから大音量で音楽が流れ出すことありますよね。

すぐつながってくれないと、あの恐怖におびえることになるのでちょっと精神衛生上よくないなというところ。

もう一つ気づいたのは、ぼくのパソコン(Win10)ではヘッドセットとしてしか認識されずうまく接続できませんでした。

一概には言えませんが、ネットで調べると同じ現象にあっている人もいたのでパソコンでも使いたいという人は注意してください。

ノイズキャンセリング

最大の購入目的であるノイズキャンセリングですが、想像以上に効きます。

勉強にも最適!ノイズキャンセリングヘッドホンQuietComfort 35で集中力アップ

ぼくはBoseのノイズキャンセリングヘッドホンQuiet Comfort35を愛用しているのですが、一般的にノイズキャンセリングの効きが良いと言われるヘッドホンタイプの製品と比べても、そう変わらない性能でした。技術の進歩は目覚ましいなあと体で感じました。

蒸れにくい上にノイキャンの性能もそう変わらないので、夏場は圧倒的にWF1000XM3を持ち出すことが増えそうです。

耳にはめるだけでクーラーや冷蔵庫の動く音が消え、静寂の空間を手に入れることができます。

もう一つ良かったのは電源オン/オフ時に、Quiet Comfort35は「プツッ」と言う破裂音が入り、ちょっと気になるポイントだったのですが、WF1000M3はそれがなく、気づいたら、無音の空間を提供してくれています。

すごく細かいところですが、スッとノイキャンの世界に入れるのは使っていて心地がいいです。

バッテリーの持ち

バッテリーの持ちは公表値では本体で6時間、ケース込みで24時間の使用が可能と謳っています。ケースには本体を三回充電できるバッテリー容量があるということになりますね。ですが、体感もうちょっと少なく、5時間持てばいいかなといった印象。ノイズキャンセリングやイコライザなどの設定で変わるのかもしれません。

ただ、WF1000XM3は高速充電に対応しており、10分の充電で90分の使用が可能なので、充電に対するストレスはかなり少なかったです。

不満なのはケースのバッテリー残量が良くわからないことです。
ランプが点灯すればバッテリーがあるという情報しかないので、あとどのくらいバッテリーが残っているのかがわかりません。

AirPodsとちがい、ケースがペアリングされているわけじゃないので、スマホ上でも確認できません。

せめて、ランプの色等で判別できる仕様にして欲しかったな…

機能面

WF1000XM3は両側の丸いツルツルの部分にジェスチャーを割り当てて、様々な機能を使うことができます。

便利だなと思ったのが、クイックアテンションモードです。

(初期設定では)左側を長押しすると、クイックアテンションモードになり、外音を取り込んでくれます。道路を渡るときなど、外の音が聞こえないと不安なときにイヤホンを取らずに外の状況がわかるので重宝しています。

他にもノイズキャンセリングの強さをアプリ上で細かく調整できるので、場面場面で使い分けられるのもうれしいポイントです。

結局買いなの?

ここまでしばらく使ってみての感想を長々書きました。

気に入っていない点も頑張ってあげましたが、全体で見れば完成度の高い製品であることは間違いないです。

ノイズキャンセリングは作業への集中力アップや、音楽や映画などの試聴体験を間違いなくアップしてくれる素晴らしい技術です。

まだ体験したことのない方、もうノイキャンヘッドホンは持ってるけどもっと手軽に静寂を持ち出したいという方には手放しでお勧めできます。

気になる方は量販店に行って、試聴してみてください。
本当に驚きますから。

今日の独り言

夏はこれで決まりだなあ

あなたへのオススメ記事