こんにちは。さいどです。
この記事を読んでいる皆さんはきっと2018年平成最後の夏のぼくのように自動車学校ノイローゼになっていることでしょう。
ぼくのように大してクルマに興味もないのに
男はマニュアル一択
などと大見得を切り、マニュアルにした結果、交差点で例に漏れずエンストをし、坂道発進では何度坂から転がり落ちていったことか。
帰り道は目から勝手にウォッシャー液が出てくるなんて日もありました。
今回は、最近ぼくが出会って、
「去年であっていれば…」
と30000回後悔させ、
「マニュアル乗りてえー」
と50000回思わせてくれたアニメをご紹介します。
頭文字Dを見れば全て解決する
この記事はとにかくこれを伝えたい。ただそれだけ。ぼくの熱が文章を通して皆さんに伝わればこれ幸いです。
以下、不適切な文章があるかもしれませんが、暖かく見守ってください。
ある日、バイトの社員さんが鼻息荒くものすごい熱量で魅力を語ってきたのはアニメ「頭文字D」。
正直、全くクルマに興味のないぼくは
「フン、フン、フーン」
と聴覚をそっと鎖国して、そのまま帰宅しました。
しかし、数奇なことにその日は金曜日。
華金である。
たまにはエタノールを入れないとなんだかやっていけない年頃になっているぼく。
なんとなく帰りのコンビニでストゼロとナッツを買い、一人でアルコールを摂取しながら、YouTubeを眺める。
安定の東海オンエアとはなおを見終え、可愛い女性YouTuberで眼精疲労を取ると、ぼくの前にはもう見る動画はなく、空のナッツの袋と気の抜けたストロングゼロダブルグレープフルーツしか残っていない。
虚無
その時、ふと頭を走り抜ける文字列、string、四字熟語。
「頭文字D」
21年の間、関心の対象外に置いていたタイトルがアルコールと混ざり合うことで化学反応を起こしたらしい。
観たい。よくわからないがそこに全てがあるのだ。
脊髄反射でプライムビデオを検索するもヒットせず、
気づいたら去年の夏以降出番のなかった埃まみれのランニングシューズを足に纏い、閉店間際のツタヤに滑り込む。
例のブツを手に入れ、もちろん帰りのコンビニで追いストゼロを買うのも怠らない用意周到っぷり。文系ではこうはいかないだろう。鼻の先に人参をぶら下げている状態でも冷静な判断ができる。
これがぼくが大学で培った理系の計算力である。
帰宅し、DVDをセット。
もはやDVDを読み込む音が走行音に聞こえる
なんてことはなかったが、多分今後も幾度となく合間見えるであろう永遠のライバルとも言うべき存在でガイル似の高橋啓介との最初のバトルを観ている頃には完全に脳はユーロビートに侵されてしまっていた。
ユーロビート初心者の方にお伝えしておくと、言うなれば昨年大流行りしたDA PUMPのUSAみたいな感じのジャンルで、もうノリノリなのである。
これがクルマで峠催促を競うという唯一無二のジャンルと組み合わさることで凶悪な中毒性を生み出していた。
これが頭文字Dの正体である。
手に汗握るバトル。
男のプライドのぶつかりあい。
自分の手足のようにクラッチ、ブレーキ、アクセル、シフトレバーを操って華麗なドリフトをかましていく。
もう何度でも言うが、なんといっても音楽が神、ゴッド。アッラー、キリスト、仏陀なのだ。
アドレナリンが出まくって、アルコールは進むは目は冴えるはもう意味がわからない。
借りてきたfirst stage(1期)を見終わる頃にはとっくに夜は明け、空の缶が転がり、二日クルマ酔いで1日グッタリでしたとさ。
ぼくのイチオシは
「Don’t Stop The Music」
「running in the 90’s」
これだけでご飯3杯いけるので、ぜひ。
今日の独り言
あんまり自動車学校関係なくなっちゃったけど、とにかくクルマかっけえってなるので、騙されたと思って観てみてくれたら嬉しいです。
去年観てたら間違いなく教習でヒールアンドトゥをかましただろうなあ
ではでは〜