こんにちは。さすらいの旅人さいどです。
先日、欅坂46のライブで東京へ行ったぼく。
行きはバスを予約して、仙台から新宿まで何も考えず行けたわけですが、関東に住む高校の友達の家へ泊ることになっていたので、いつ帰るかは決めずに、
「東京仙台くらいならいくらでも行き方あるべよ～」
と高をくくっていました。
そして、ずうずうしくも二泊止めてもらい、そろそろ帰ろうと思ったとき、バスの予約を見るとどこも満員で入るスキがない。
新幹線は貧乏学生にはちょっと手が出しずらい。
しょうがないので友達のアドバイスもあって、鈍行で帰ることにしました。
経路検索すると、埼玉から仙台までおよそ６０００円、六時間の旅です。
車窓を眺めながら、あふれ出てくる欅のライブの感想を文字に起こしていました。
ぜひ読んでください（強迫）
以下しばらく常態で失礼します。
何度か乗り換えを挟んで、ようやく仙台についたとき、昼過ぎに出たのでもうあたりは真っ暗。
晩飯はここ何日かで崩れた栄養バランスを立て直すために日高屋にでもいくか～
なんてことを考えながら、近づく自動改札。
長距離の移動で運賃が高額なためちょっとドキドキしているが、
「おれのiPhoneのsuicaのチャージは十分なはず。通れないわけがない。Apple pay最強！スティーブ・ジョブズのご加護を！」
いかにも平然を装いながら、いつもよりしっかりとiPhoneをタッチ。
その瞬間、仙台駅じゅうに響き渡る警告音。
画面には係員にお知らせくださいの文字。
「なぜだああああああああ！ジョブズううううう！」
もうパニックである。
一度ホーム側へ退却。
「どうしてだっ・・・。おれのプロセスは完ぺきだったはず。」
伝家の宝刀Yahoo!知恵袋で「スイカ 係員にお知らせください」で検索。
膨大な情報が頭の中に入り込んでくる。
こういう時人間は都合のいい情報だけが目に入ってきてしまうらしい。
「タッチが甘かったのでは」
的な意見しかもう見えない。
そうか、タッチが甘かったのか！と自分を言い聞かせる。
もう一度戦場へ繰り出す。
正直、勝ち目がないことは薄々分かっていた。
気分はさながら、函館で最期に討死した土方歳三。
最後の最後まで戦い抜くのが武士。漢。
日本男児の端くれとしてもう一度立ち上がる。
iPhoneをこれでもかとスキャン部に押し付ける。
画面には係員にお知らせくださいの文字。
終わった・・・
仕方がない。
さらし首になろうではないか！！
すぐ横の、人がいる改札に白装束で入る。
武士の誇りであるiPhoneを係員に差し出す。ここで降伏である。
さながらポツダム宣言を受け入れた日本の（ｒｙ
係員に行動記録を丹念に調べつくされた後、
「埼玉から、ずっと来たんですねえー。今度は切符買って下さいねえー。」
と一言だけ。一応運賃はsuicaで払えて、無事釈放されたのだが、なぜ改札を通れなかったんだろうか？
suicaにはエリアがある
その後、よくよく調べてみると、suicaにはエリアがあり、suicaが使えるのは、そのエリア内だけらしいです。
ぼくは、首都圏エリアと仙台エリアにまたがって使用したことになるので、アウトだったっぽいですね。
なので、一回首都圏エリアの端っこまで行ったら一度精算して、エリアをまたぐ区間は切符をおとなしく買いましょうって話みたいです。
（全国どこでも行けるようにすればいいのになあ）
いるかわかりませんが、suicaで長距離の移動をする際には、エリアを確認したほうがいいかもです。
もう一つ豆知識程度に
suicaって乗り換えするときも、何も考えず改札でぴっとすれば、運賃が引かれますよね。
あれは、出発駅と到着駅だけ情報としてsuicaが持っていて、その区間の最短の行き方にかかる運賃を精算しているらしいですよ。
みなさん知っているのでしょうか？
知らなかったのぼくくらい？
最後に
皆さんご存知でしたか？
「んなもん知ってるわ！」
って方はお時間取らせてすいませんでした。
今度は切符で行こうと思います。
ではでは～
