こんにちは。欅坂46オタクのさいどです。
今までも散々愛を語ってきたわけですが、今回も語らせてください。
先日、5月11日に行われた欅坂46「3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE」の武道館公演千秋楽に行ってきました。
正直、この一ヶ月間くらいはこのために生きてきたと言っても過言ではないくらい楽しみに楽しみに待っていました。
想いが爆発して思わず筆をとってしまったので、ライブの感想を残しておきます。
以下常態、敬称略で失礼いたします。
朝イチの高速バスに乗り込み、6時間欅の曲を聴きながら東京へ。
どんなセトリなんだろう?どんな演出なんだろう?もうワクワクが止まらん。
そして、約束の地日本武道館。
いよいよ始まるのかと思うとなんだか待ち遠しいような、永遠に開演してほしくないような複雑な思いに駆られる。アンビバレント。
しかし、時間はぼくの思いなどお構いなしに進む。
いよいよ開演だ。
ライブは元気な雰囲気での「危なっかしい計画」からスタート。
二日間、セットリストを見るのを必死の思いで我慢したぼくにとっては予想外すぎる展開。
終わると、キャプテンがなぜか締めの挨拶。
…
ここでやっと理解した。
今まではまだ大阪ライブの延長戦。
セトリも元気な曲が並び、タオルも白。
これから本当に武道館ライブが始まる…
いきなり雷のような轟音が鳴ると、さっきまでの雰囲気から一変、灰色の衣装をまとったメンバーが登場。「ゾクッ」と音が出るほど背中
に鳥肌が浮かぶ。
「欅が来る。」
ペンライトをもう一度ぎゅっと握りしめ、衝撃に備えた。
だが、そんなものは無駄な抵抗だった。
「避雷針」から始まる7曲をノンストップでぶつけてくる。
踊りで
表情で
歌詞で
演出で
思わずペンライトを振ることも忘れ、その世界観に魅入った。
コートのような分厚い衣装にも関わらず、こちらへ襲いかかってくるのではと思うほどの激しい踊りをし続ける一期生の凄まじい精神力もさることながら、それに負けない強さでパフォーマンスする2期生の眼光、踊りの力強さには
「加入からこの短期間で、こんなに!?」
と驚くほど魂がこもっていた。
個人的に驚いたのは森田ひかる。
「大人は信じてくれない」で抜かれた時の鬼気迫る表情や、大きく踊る姿はいい意味で目立っていて目を奪われた。
「二人セゾン」の理佐梨加ねるのスリーショットも見納めかと思うと感慨深い。
最後にライブを見に行くことができて、本当によかった。
7曲終わった後とは思えないほどmcはさっぱりしていて、もうちょっと休憩したら?
と感じるくらいだったが、天ちゃんがかっこいい曲が好きで、エキセントリックを踊れてうれしいと言っていたのが印象的だった。
mcの最中にメンバーの上から降りるスクリーン。
何も知らないぼくは困惑した。
mcのメンバーがはけスクリーンに明かりが灯ると、ようやくぼくはその意味を理解した。
影絵だった。
ストーリーとしては男役の平手と女役の佐藤が出会い、一度いなくなってしまった女性を追いかけて再会。
幸せになるが、ラストには再び女性がいなくなるというもの。
展開としてはベタだったけど声もなく表情も見えないという制約の中で、彼女たちが表現したものの完成度は非常に高かったと思う。
特に女性役の佐藤詩織は動きが柔らかく滑らかで、影ですら美しかった。二人セゾンの時も感じたがバレエの動きなのだろうか。指先か らつま先まで無駄がない動きで観客を魅了していた。
次のキミガイナイにつながるストーリーなのも素晴らしく、いつも以上に感情移入してしまった。
それからの後半戦も一期生は演出上多少の出入り等はあったがほとんど全員でっぱなし、二期生も混じっての全身全霊のパフォーマンスでもう興奮は最高潮。
そしてトドメの「アンビバレント」。
ここまで興奮の大きさに対して、声を出すタイミングがなかったオタクはここぞとばかりに叫び散らかす。
アンビバレントってかっこよさと美しさが同居していて、なおかつ武道館が爆発するほど盛り上がるとか最強すぎる。
メンバーが不敵に笑う感じ。バチバチのダンス。一生続いて欲しいと思わずにはいられないくらい。
ここで本編が終了。
でも、熱気に包まれた武道館は言わずもがなアンコールを求める。
「欅坂46」
の大合唱。
すると、スクリーンに映ってきたのは花の中で寝転ぶ平手。
切なくも美しい表情でこちらを見ている。
この映像を見た瞬間もう何の曲が来るか武道館中が理解しただろう。
「黒い羊」
MVの衣装に身を包んだ彼女たち。
ダンスはこの日1番揃っていた。
1時間ずっと「ダンス揃いすぎだろ…」と思い続けていたのだが、「黒い羊」のパフォーマンスは別格に感じた。
ここまでダンスに乱れがないと不思議なもので、流れている川を眺めているような錯覚に陥った。
もちろん、爆音で音楽は流れている。
興奮は最高潮なはずだ。
にも関わらず、半分意識を持ってかれている。
そのくらい魅入っていた。
ステージが二階建てになっていて、パフォーマンスの位置も上へと上がっていく。
本当に目の前で生きたMVを見ているようだった。
最後に小林由依が花束をステージの中央で見守り続けた砂時計に置き、退場すると、ようやく「今武道館にいたんだ」と引き戻された。
その後はエンドロールが流れた。
もはやライブは欅坂46にとって作品なのだろう。
エンドロールの終わりに再び平手の映像が映し出された。
彼女は静かに美しく泣いていた。
今日の独り言
ちょうど1時間半ほどだったでしょうか。
時間でいえば短いライブでしたが、密度が半端じゃなかったです。
圧巻のセットリスト、パフォーマンスでした。
メンバーの皆さんや関係者の方、素晴らしいステージをありがとうございました。
ではでは〜
ライブの映像化お願いします。