皆さんこんにちは.さいどです.
2021年も昨年に引き続き感染症が猛威を振るっており,リモートワークという方もまだまだ多いのではないでしょうか.
今までは,休む場所だった自宅が集中して作業,仕事をするための場所を兼ねるようになったわけです.
少しでも快適な作業環境を創るために試行錯誤を続けている方も多いと思います.
デスクや,モニター,椅子など選択肢は様々ありますが,個人的に費用対効果が優れていると感じているのは手が常に触れているキーボードやマウス.
自分の体にあったものを使うことで疲労を軽減したり,自分の感覚,好みにあったものを使うことで心地よく,楽しく作業を行えるようになると思っています.
今回はキーボードをアップデートしたので,紹介したいと思います.
自作キーボード Choco60
今回,初めて自作キーボードに入門してみました.
作成したのはHHKB配列かつ左右分離の「Choco60」というキーボード.
記事でも書いたとおりHHKBを使っており,なるべく使用感を変えずに併用したかったので同じ配列のものを選ぶことにしました.
作成過程は全く記録していなかったのと,先人たちが素晴らしい記事をたくさん書いてくれているので割愛します.
自作キーボードを実際に作ってみて一番の障壁だと感じたのは各部品の入手性です.好みのキートップを探そうと思うと購入先がほとんど海外になってしまいます.
特に今回のような変態配列のキーボードはキートップの選択肢が少なかったりするので,初めての海外サイトを利用したりしたために,部品の注文からすべて到着までに2~3週間くらいかかりました.
参考までに,今回使用した部品を書いておきたいと思います.
- Choco60
※新しいバージョンが出ているっぽいです.端子がusb-cになったりしているので,今から作る方はこっちがおすすめです.(Choco60 rev.2) - Kailh BOX Silent スイッチ 茶軸
- キートップ
- 左右をつなぐTRRSケーブル
- キースイッチスワップ
はんだ付けに抵抗がある方もいるかも知れませんが,中学生ぶりにまともにはんだ付けをした僕でも楽しくできる程度で,
「細かすぎて無理…」
という場所もなかったです.
ただ,ダイオードの向きを逆にしたりのミスは結構やらかしました…
外観
完成品はこんな感じになりました.無難に黒一色です.
キートップは配列が特殊なので,無刻印のものを使用しました.無刻印だと大きささえ合えば別のキーを違和感なく取り付けることができます.
少しだけ右shiftが小さかったりしますが許容範囲.
この無骨さがいいんですよね.
今回は軸を直接はんだ付けするのではなく,一手間かけて軸と基盤の間に金属の筒をアダプターとして使うことで,簡単に軸の交換ができるようにしてみました.
ホットスワップというらしいです.
良いところ
自然な姿勢でタイピングができる
これが左右分離キーボードを導入した一番大きな動機であり,結果導入してよかった点です.
一般的なキーボードだとホームポジションに手を置くと左右の手の間隔が肩幅よりだいぶ狭くなってしまうせいで,背中が丸まっていました.
一方左右分離キーボードは自分の肩幅に合わせてキーボードを動かせるので,より良い姿勢でタイピングができます.長時間タイピングしたときの疲労感が段違いなので,タイピングによる肩こり等にお困りの方はかなりおすすめできます.
左右の間にiPadがおける
これがしたくて作ったと言っても過言ではないです.
捗るかどうかと言われると…
でも,手元にすべてがある感じがとても心地よいです.
キーマッピングが完全に自由
自作キーボードは大体マイコンにファームウェアを書き込んで制御する形になっています.
このファームウェアを自由に書き換えることでキーマッピングを自分好みに帰ることができます.
HHKBでもかなり自由度高くカスタマイズできていたのですが,fnキー周りにハードウェア的な制約があるようで,やりたいカスタマイズができなくて
「ぐぬぬ…」
だったのですが,自作キーボードはもう思うがままです.多分なんでもできると思います.現状HHKBと併用しているのであまりいじれてませんが,より効率的にタイピングできるようにいじったりしたいところ.
はんだなしで別の軸に取り替えれる
現状別の軸を持っているわけではないのですが,これから気が変わったら気軽に別の軸を試すことができます.
どうせ一人暮らしなので,青軸でカチカチ言わせてもいいかなと思っている今日このごろです.
おすすめの軸があれば教えて下さい.
まとめ
作る過程も楽しいし,これからカスタマイズする楽しみもあります.
何より道具として,作業環境をかなり向上させてくれました.
安くはないですが,また違ったキーボードも作ってみたいです.
ではでは~