欅坂46

欅坂46はドラマだ

こんにちは。実はアイドルオタクのさいどです。

先日 欅坂46の全国ツアーの最終公演を観に行きました。

色々思うことがあったので、誰に向けたものではなく、ただただ、自分の言いたいことを書き留めておきたいと思います。

 

僕と欅坂

ぼくと欅坂46との出会いは遡ること2年半前、ちょうど高三になる春休み、

 

YouTubeでサイレントマジョリティーのMVに出会った。

 

衝撃だった。

アイドルを見て初めて「かっけえ、、、」と思った。

 

ぼくはAKBも中学高校の時にハマっていて、

アイドル自体が好きだったのだが、どちらかというと楽曲云々より、好きなメンバー、いわゆる推しメンがかわいいからCDを買っていました。

 

でも、欅坂は違いました。

正直、垢抜けない女の子は他のアイドルと比べてズバ抜けてかわいいとは思えませんでした。

どちらかというと、大人しめな女の子たち。

学校の友達に勧めても、乃木坂の方がかわいいじゃんと一蹴。

(ちなみにそいつはいまは欅ファンです)

 

でも、だからこそ、あの曲を控えめな彼女たちが歌うからこそ、あんなにヒットしたし、同世代でクラスの隅っこにいるような、ぼくにもぐっさりと刺さったのだと今は思います。

 

当時受験生だったぼくは、勉強のストレスや、上がらない判定、今思うと受験ノイローゼになってましたね。

毎朝吐いて学校に通ってました。

 

学校への行き帰りは、英語を聴いていましたが、最初の一曲目だけはいつもサイマジョを聴いてました。

聴きながら口ずさみ、模試の結果が悪かった帰り道は泣きながら聴きました。

 

入試の当日も延々リピートしました。

 

センター試験の帰り道、あまりの手応えのなさに絶望しながら母と泣いている横でも、カーステレオからはサイレントマジョリティーが流れていました。

 

毎週の日曜深夜だけは朝以外ほとんど見てなかったテレビをつけて、MVとうって変わって全然喋らない彼女達を欠かさず観てました。

 

本当に心の支えになってました。

 

ありがとう

 

そして2017年

 

『不協和音』は相変わらずの衝撃だったし、『エキセントリック』をテレビで披露し、これをテレビで見せるのか!?

と不安になるほどでした。

 

一方で

メンバーが休み始めたり、テレビ番組でうつむくてちを見るとなんだか不安になっていました。

年末には倒れてしまうメンバーもいたり、

週刊誌にも撮られました。

 

2018年

武道館公演の中止。

卒業するメンバーも出ました。

決して活動に満足しての卒業ではないと思います。

なんだか不安定な欅坂。

これからもどうなって行くのか全く分からない。

なんだかロックバンドを見ているような、そのうち、解散してしまうんじゃないか?

そんな気にさえさせます。

でも、そこにワクワクを感じている自分もいるのもまた事実です。不安と興奮は紙一重なんだと感じます。

 

ライブの話

話は戻って、一昨日のライブ。

てちがステージから落ちて離脱、救急搬送されてしまい、中盤から、ほとんどセンターがぽっかり開いた状態になってしまった。

誰も悪くないのだが、やはり、センターにいるてちを見たい自分はどうしても物足りなさを感じる部分が有った。

せっかくの千秋楽だけど、こればっかりはと思ったファンも多かったと思います。

でも、想定外の事態は、予想を超えた興奮と感動を生み出しました。

二人セゾンではてちのソロダンスの部分を小池美波さん(みーちゃん)が代わりに踊ったのです。

以前、てちが不在のライブでセンターを務めたみーちゃんですが、あのライブからは時期がだいぶ経っていて、突然マイクを他のメンバーに預け前に出ると、キレキレで踊りはじめます!

アドリブでやったのか、直前に決めたのか、詳しいことはわかりませんが、あそこで堂々と踊れる勇気と、センター不在の苦しい時期に死ぬほど頑張ったんだなということが踊りから伝わってきました。

もう号泣

他のてちパートは観客による合唱もあって、鳥肌が立ちました。

そして、最後のダブルアンコール、

スターは遅れてやってきます。

てちが登場!

オタク

「ウワァーーーーーー!!!!」

この日1番の大歓声。

メンバーも大号泣。

本当であれば、今回のツアーで一度も披露していない魔曲不協和音だったのかななんて思っちゃう自分もいますが、

W-KEYAKIZAKAの詩でてちが戻ってきて、メンバーの綺麗な涙をみたら、そんなオタクのつまらない予定調和より、こっちの方が何倍もドラマチックだなと思いました。

欅坂に出会ってから、ずっとドラマを見せられている気がします。

何が起こるかわからない、時にロックバンドのように荒々しく不安定で、時に謙虚で優しくて絆溢れるあったかいドラマを。

千秋楽ではそのドラマの総集編を見たようなそんな気がしました。

比較に乃木坂がいるし、他のグループとは大きく違うし、アイドルなのに全然喋らないので、批判を受ける時もあるとおもいますが、

ぼくは観ていて約3年ワクワクしっぱなしなので、やりたいことをとことんやっていって欲しいなと思います。

こうやって、文字にすると興奮が蘇ってきて、二度美味しいですね。

最後まで読んでくれた奇特な方も、ぜひ文字に起こして見てはいかがでしょうか?

まだまだ言いたいことはあるのですが、今日はこのくらいにしときたいと思います。

 

最後に

ライブの円盤はよ

 

ではでは〜